煎茶
煎茶/玉緑茶/深むし茶 八女茶/かごしま茶/知覧茶/嬉野茶
緑茶の中では最も一般的に飲まれているお茶です。
甘みと苦味の調和がとれたお茶
煎茶は、緑茶(不発酵茶)の一種で、新鮮な状態の生葉を蒸して酵素を失活させて作ります。中国茶に近い釜炒りという方法で酵素を失活させて作るお茶 もあります。蒸されたお茶は、徐々に乾燥させながら揉み、細く撚ったお茶になります。煎茶は緑茶の種類の中では最も一般的なお茶です。形状は針のように細 く尖ったもの、香りは一番茶の新鮮な香りが良いとされています。この為、厳密な蒸し時間の管理や、低温乾燥処理などを行っています。
知覧茶(鹿児島県)
日本有数の緑茶産地として有名な鹿児島県南九州市知覧町で栽培、製造されたお茶の総称、ブランド名です。本州最南端の温暖な気候と桜島の火山灰によ る肥沃で平坦な土地を利用した、茶栽培にとって恵まれた土地なので品質が高く、一方で大型機械化による効率化された生産を行い割安感があるお茶が多いで す。本土最南端で栽培されている事から、太陽の光をたっぷりと浴びて、新鮮でさわやかな香りとコクがあるのが特徴です。外観は色が濃く、艶があります。味 はふくよか、濃厚で旨みが豊富です。若葉の新鮮な香りがあり、水色はキレイな深い緑色が特徴です。
八女茶(福岡県)
「八女茶」「福岡の八女茶」は福岡県八女地域を中心とした県内全域で生産されたお茶の統一ブランド名です。八女茶の平均単価は日本一高く、日本有数 の高級茶生産地として全国的に有名です。その伝統本玉露は、全国茶品評会で10年連続で農林水産大臣賞と産地賞を獲得しています。八女茶は良く蒸して(深 蒸し)お茶を作るので、急須で淹れた時にキレイな緑色が印象的で、飲むと甘くてコクがあり、旨みが強い。まさに三拍子揃った最高の品質が特徴です。
深蒸し茶と煎茶の違い
深蒸し茶はほとんど煎茶と同じ製法で作られますが、茶葉の酵素を失活させる蒸し時間を長めにしたお茶です。こうすることで苦味、渋みが抑えられたま ろやかなお茶になります。また蒸し時間を長くしているので、お茶の繊維がぼろぼろに細かくなっているので、お茶の成分がお湯に浸出し易く、綺麗な緑色の水 色となるだけでなく、食物繊維やβカロテンといった栄養もとる事ができます。
九州の美味しい茶葉を厳選
当園の煎茶は、主に八女茶(福岡)、知覧茶(鹿児島)などから原料となるお茶を仕入れています。各産地の生育情報なども参考にしながら、それぞれの お茶の長所を生かし、最も美味しいお茶になるようにブレンド(合組)しています。また受注後に一つずつ真空パックして新鮮な風味をお届け致します。
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