八女茶 煎茶/深むし茶/福岡
八十八夜(はちじゅうはちや)とはいつの事でしょうか。立春(2月4日)から数えて(1日目として数えて)88日目、つまり87日後を八十八夜と言います。現在では平年では5月2日、閏年なら5月1日になります。
「 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか あかねだすきに菅(すげ)の笠 」
有名な茶摘みの歌です。これにも歌われているように古くから新茶は八十八夜前後に摘採(てきさい=お茶を摘むこと)していました。この時期に摘んだお茶は最も上等とされ、お茶の中でも特に「新茶」「一番茶」と呼ばれて重宝されています。また、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われています。
「八女茶」「福岡の八女茶」は福岡県八女地域を中心とした県内全域で生産されたお茶の統一ブランド名です。生産量は全国6位、約3%と量としてはそれほど 多くはありません。一方、伝統本玉露の生産量では全国1位、45%となっている為、八女茶の平均単価は日本一高く、日本有数の高級茶生産地として全国的に 有名です。その伝統本玉露は、全国茶品評会で10年連続で農 林水産大臣賞と産地賞を獲得しています。八女茶が何故それほどに美味しいお茶が多いのかと言うと、その理由の一つに栽培条件があります。日中の気温が高く、夜間は冷え込む内陸性気候であり、年間降水量が1,600~2,400mmとお茶の栽培に適しています。また茶畑の斜面には朝霧が発生 しやすく、適度に日光を遮る為、カテキンが少なく、甘み・旨み成分であるテアニンが豊富なお茶が生育しやすい環境だと言えるでしょう。
八女茶は良く蒸して(深蒸し)お茶を作るので、急須で淹れた時にキレイな緑色が印象的で、飲むと甘くてコクがあり、旨みが強い。まさに三拍子揃った最高の品質が特徴です。いり江豊香園の八女茶は福岡県八女産茶葉を100%使用しております。品種は優良品種であるさえみどりや、人気のやぶきたを厳選しています。外観も針のようにキレイに細く撚れていて、お茶は深い緑色の水色と爽やかな香りが特徴です。飲んだ後に新茶らしい甘さと、清々しい爽快感があります。特に新茶時期には、新茶の爽やかさ味わいを十分に堪能出来る仕上がりと、自信を持ってオススメ致します。※知覧茶、かごしま茶(鹿児島県産)はこちらからお選び頂けます
説明
>ご家庭用、会社・店舗用などで普段使いとしてご利用頂ける上質な煎茶です。しっかりとした苦味と、煎茶を美味しさを愉しめる甘みと香りがあります。お湯の温度をお好みで変えれば、苦味と甘みを愉しむ事が出来ます。ワンランク上の煎茶を飲みたいと言うお客様に最適です。カテキンも多く含まれています。
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