玉露 八女伝統本玉露/八女玉露
八女星野の玉露とは、福岡県の山峡の八女地域は、水はけの良い冷涼多雨な土地で、玉露の生産量は全国の半数を占めています。その恵まれた地域で、茶葉は、直射日光を当てず、よしずや黒いネットで覆い丹精こめて育てられます。こうする事で、うまみ成分や甘味成分となるテアニン・アミノ酸を増加させ、苦味成分となるカテキンを少なくします。艶があり、針のように尖った形状の茶葉が特徴です。その品質は、全国の茶品評会で10年連続で優勝するなどまさに折り紙つきです。
八女地域の玉露収穫はGW明けからが最盛期で、4月中旬くらいの新芽が2、3cm伸びたくらいから稲藁で編んだスマキ、コモと呼ばれる自然素材で覆いをします。八女地域で栽培される玉露の中でも、昔ながらの伝統的な技法で丁寧に育てられたものだけを特に伝統本玉露と言い、一般的な玉露とは区別しています。
- 自然仕立てであること
手摘みで摘採するので、一般的な茶畑のように綺麗に刈りこむ必要がないため、自然な姿で伸び伸びと育てられます - 天然素材の被覆いで20日以上遮光すること
かぶせ茶(冠茶)は黒いビニールなどの化学繊維を茶樹に直接かけて被覆しますが、玉露は稲わらなどの自然素材で小屋を作り、上も横も完全に被覆します。この状態で95%以上遮光し、20~25日間被覆いを行います - 手摘みであること
摘採は年一回だけで、二番茶を摘まず、一年間分の栄養分を一番茶に集中させます。現在ではほとんど機械で摘採しますが、伝統本玉露はしごき摘みといって、 やわらかな葉だけを選んで丁寧にしごくように人間の手で摘み取っていきます。とても手間暇がかかるので、年々生産量が減っているとても貴重なお茶です
また伝統本玉露が作られる八女地域は茶栽培に恵まれた気候で、適度な雨量、朝霧が立ち込める朝晩の寒暖の差、もちろん肥沃な土壌など、これら全ての 条件が揃って、初めて伝統本玉露が生まれます。いり江豊香園の玉露は全て八女地域(福岡県産)100%で極上クラス以上は八女伝統本玉露になります。国内 最高品質の玉露を是非ご堪能ください。
被覆栽培
お茶の新芽の時期に棚を作って覆いをかけ、2週間程度日光を制限して育てる玉露独特の栽培方法です。これにより旨味、甘みの原因とされるアミノ酸を 増加させ、渋みの原因とされるカテキン類を減少させたお茶を作る事が出来ます。さらに被覆により玉露に特徴的な香り(覆い香)が生まれます。玉露の旨み、 甘みを最大限に引き出すためには、お茶を淹れる温度を40~60℃くらいまで下げて、じっくりと抽出させることが必要です。すると渋み・苦味成分が抑えら れ、旨み・甘み成分をより多く引き出す事が出来ます。その濃度は煎茶と比べて数倍にもなりますので、濃厚な旨みを感じる事が出来ます。
全国を代表するブランド八女の玉露
福岡県八女地域は全国でも玉露の最大の産地になります。またその品質でも八女産玉露は高く評価されています。八女でも最高級の玉露は「伝統本玉露」と呼ばれ、一定の基準をクリアした玉露のみがそう呼ばれます。当園の玉露は全て八女産100%です。
説明
福岡県八女地域の厳選された茶葉を100%使用した伝統本玉露です。全国茶品評会の玉露の部で、最近10年連続で上位を独占し、他の産地を圧倒している八女の伝統本玉露を使った商品です。極上の甘みとコクを最大限に引き出すために、お湯の温度を40~60℃くらいまで冷まして、じっくりと淹れて下さい。伝統本玉露の最上級の甘みと旨みをご堪能頂けると思います。
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